住宅ローンを滞納するとどうなる?差し押さえられる前にできること

2022-07-05

住宅ローンを滞納するとどうなる?差し押さえられる前にできること

住宅ローンは長期的なスパンで支払っていくことがほとんどです。
借り入れ当初は問題なく支払えていたとしても、病気や転職などあらゆる理由によって支払いが困難になってしまうことは少なくありません。
しかしだからといって滞納したまま放置すると、恐ろしい事態に陥ってしまうため注意が必要です。
そこで住宅ローンを滞納するとどうなるのか、支払えないときの対処方法をご紹介します。

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住宅ローンが支払えない!滞納するとどうなるの?

住宅ローンを滞納すると最終的には、競売や任意売却など自宅を手放さざるを得ない状況へ陥ります。
しかし1回の滞納で、そういった事態へ追い込まれるわけではないので安心してください。
だからといって、滞納して良いわけではありません。
住宅ローンを1回でも滞納すると遅延損害金が発生します。
返済日の翌日より発生し、1日ごとに加算されるので滞納に気が付いたら早めに支払うようにしましょう。
滞納を放置したままにしていると、3~6か月ほどで期限の利益喪失通知書と一括請求書が届きます。
分割払いできる権利がなくなったため、全額を支払ってくださいということです。
こうなる前に任意売却を検討しましょう。
競売にかけられ自宅を手放したあとにも、競売では支払えなかった住宅ローンの残債を支払うことになりかねないので注意してください。

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住宅ローンを滞納してしまったときの対処方法!

住宅ローンを滞納してしまった、またはしてしまいそうだというときは、まず金融機関に連絡しましょう。
何もせずに滞納が続けば、早ければ6か月ほどで自宅を手放すことになってもおかしくはありません。
そうならないためにもリスケジュールといって返済計画の見直しや返済の猶予など、あらゆる方法を探ってみてください。
それでも返済が難しい場合は、住宅ローンの借り換えや任意売却を検討します。
借り換えで金利が安くなれば、住宅ローンの返済額も下がるため返済しやすくなるでしょう。
すでに滞納が続き、借り換えが困難な方は任意売却という方法をおすすめします。
近年はリースバックという、売却後も自宅に住み続けられる売却方法もあるので検討してみてください。

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借り換えで住宅ローンの滞納を回避する際の注意点

先ほど、住宅ローンの滞納を回避するための方法として借り換えをご紹介しましたが、検討する際はコスト面を考えることが重要です。
現在は住宅ローンの低金利合戦が常態化しており、返済条件の優れた金融機関が見つけやすいことに間違いはありません。
しかし、借り換えは現在の住宅ローンを完済し新たに住宅ローンを借り入れるためのコストがかかります。
住宅ローンを返済するためには、繰り上げ返済手数料、抵当権抹消費用などが、新たな借り入れには事務手数料、保証料、印紙代、抵当権設定費用が発生するのです。
借り換えは、金利が低くなることとの費用対効果を検討してからおこなうようにしてください。

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まとめ

住宅ローンを滞納するとどうなるのかというと、放置すれば自宅を手放したあとも支払いが続くことになりかねません。
そのため、早めにさまざまな方法で対処することが重要です。
借り換えは返済額を抑えるために有効な方法ですが、費用がかかる点に注意しましょう。
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