2022-09-13
将来、相続する予定の不動産に、今後も住む予定がないという方も多いのではないでしょうか。
相続する側に管理する権利があれば、所有者が病気や認知症で住めなくなった段階で売却しやすくなります。
また、そのようなときに役立つのが、家族信託です。
今回は、相模原市周辺で不動産を持つ方に向けて、不動産の空き家対策として有効な家族信託について解説します。
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空き家が増える原因には、高齢化世帯の増加や子供世帯の核家族化が考えられます。
高齢者が1人で住む家が増えることによって次のような問題が発生し、結果として空き家が増えるのです。
1人で住んでいる高齢者が、認知症や身体的な事情で存命中に家の処分ができず、結果として家主が死亡するまで放置されてしまうことが考えられます。
家主である高齢者が亡くなった後、相続人がいなかったり相続人が決まらなかったりする場合には、最終的に空き家となってしまいます。
空き家となる原因としてもっとも多いのが相続です。
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家族信託とは、家族のための財産管理方法です。
たとえば、財産を持っている父(委託者)が、息子(受託者)に財産の管理運営を依頼して、財産から生じた利益を父(受益者)が受け取るというイメージとなります。
一般的には、財産を持つ親が委託者および受益者となり、息子などの親族が受託者となることが多くなっています。
必ずしも子が受託者とならなくてはいけないわけではなく、孫や甥などが受託者となることも可能です。
このように相続をスムーズに進められるため、家族信託をおこなうことをおすすめします。
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空き家対策として家族信託をおこなうメリットには、次の3つがあります。
家族信託において、委託者と受託者が同一となる「自益信託」の場合は贈与とならないため、贈与税が課せられることはありません。
家族信託の場合、委託者の家の処分をする際には、受託者の判断だけでおこなうことが可能となります。
受託者に家の処分を任せるのが心配な場合は、信託監督人に任せることも可能です。
家族信託では、子世代だけでなく、孫世代まで財産承継が可能です。
そのため、空き家となって放置される可能性は低くなるでしょう。
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今回は、空き家が増える原因から、空き家対策に有効な家族信託の特徴、家族信託のメリットについて解説しました。
この記事を参考に、相続で悩まないためにも事前に家族信託をおこなうことがおすすめです。
私たち「不動産相談の専門家リビングホーム」では、相模原市・町田市・八王子市などの不動産の売却をサポートしております。
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