2022-07-12
日当たりが悪い家の売却について悩んでいる方はいませんか?
一般に日当たりが良い家のほうが人気があるといわれていますが、日当たりが悪い家でもコツを押さえればスムーズな売却が可能です。
そこで今回は、日当たりが売却価格に及ぼす影響や、日当たりが悪い家だからこそのメリット、そして売却のコツについても解説します。
相模原市南区、中央区、緑区や、町田市、八王子市、座間市で日当たりが悪い家の売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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多くの場合、家の日当たりが悪いと査定価格に影響が出てしまいます。
不動産査定の際に使用される一般的な査定マニュアルには「日照・採光」という項目があり、日当たりが悪いと最大15%ほどのマイナス査定がついてしまうからです。
そのため、日当たりが悪い家は日照条件の良い家と比較すると、売却価格が80%ほどになってしまうと考えておきましょう。
一般的に、もっとも日当たりが良いとされる方角は「南」です。
続いて「東」「西」「北」の順番で査定額が高くなります。
なお、家の方角を決めるのは、その家の土地が道路に面している方角です。
たとえば家の南側に道路があるのであれば、その家は「南向き」ということになります。
2方向が道路に面している角地はとくに需要が高いため、「南東向き」の家はもっとも価値が高いといえるでしょう。
反対に、「北向き」や道路と接する面積が少ない家は、日当たりが悪いと評価され査定価格が下がってしまう傾向にあります。
日当たりの悪い家の価格が低くなってしまうのは、買主からの需要が少ないからです。
では、なぜ日当たりの悪い家は買主から敬遠されてしまいがちなのでしょうか。
その主な理由としては、次の項目が考えられます。
しかし実際のところ、不動産の価格は方角だけなく立地や地形などさまざまな要素が影響してきます。
また、買主によっては日当たりの悪さがメリットになるケースもあるのです。
次項では、日当たりが悪い家だからこそのメリットについて解説していきます。
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「日当たりが悪い」という特徴は、買主の生活スタイルや考え方によっては大きなメリットになります。
売主側もそのことを理解し、売却の際にはしっかりとアピールできるようにしておきましょう。
日当たりが悪い家だからこそのメリットについて解説します。
メリット1:夏場は過ごしやすい
日照時間が短いので、室内の気温が上がりにくいという特徴があります。
そのため、夏場は日当たりの良い家に比べるとサウナ状態になりにくく、過ごしやすいといえるでしょう。
エアコンの風が苦手という方や、電気代をなるべく抑えたいという方にとっては大きなメリットの一つです。
メリット2:家具などが日焼けしにくい
太陽の光が当たる時間が長いほど、カーテンや畳などが日焼けして傷んでしまいます。
家具や本なども日光の影響を受けるため、配置に配慮する必要があるでしょう。
日当たりの悪い家であれば日焼けのリスクが低くなります。
メリット3:朝の眠りを妨げられない
夜間勤務をして朝方に眠る方や、お昼頃に起床する生活スタイルの方にとっては、早朝から室内に陽が差し込まないことがメリットになるケースもあります。
西向きの家は日当たりがあまり良くないとされていますが、午後からはしだいに日光が入るようになるため、お昼頃から洗濯物を干しても問題ありません。
メリット4:価格を重視する買主の需要に合いやすい
「日当たりは気にしないので価格を抑えたい」という需要もあります。
たとえば仕事で日中ほとんど家にいないという方であれば、日当たりの悪さによるデメリットを感じにくいからです。
もし売主側も「価格を少し下げてもいいので早く売却したい」と考えているのであれば、日当たりが悪くてもスピーディーに売却が決まる可能性があります。
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日当たりの悪い家は南向きの家などに比べると需要が少ないため、どうしても売却価格が安くなってしまいがちです。
しかし、ちょっとした工夫を実践していくことで、理想の価格に近づけることができます。
少しでも高額で売るためのコツを押さえて、納得のいく売却を目指しましょう。
多くの買主は、チラシやインターネットに掲載されている物件写真を見てから内覧を決めます。
そのため、物件写真を撮る際には明るい印象に見えるよう意識しましょう。
普段は「北向き」や「西向き」という文字情報だけで家探しの候補から外してしまうという方でも、写真の印象が良ければ内覧に訪れてくれるかもしれません。
物件写真を明るくするコツとしては、次のような方法があります。
家の売却では、まず内覧者を増やすことがとても重要です。
撮影の仕方によっては実際の印象より暗いイメージに見えてしまうこともあるので、写真を確認しながら丁寧に作業を進めましょう。
内覧での印象を良くするには、間接照明がおすすめです。
室内が暗いと部屋が狭く見えてしまうこともあるため、なるべく部屋全体を自然に照らしてくれる照明を用意しましょう。
また、玄関ドアを開けた瞬間の印象が薄暗いと、直感的に居心地の悪さを感じてしまう可能性があります。
そのため、家に入ってすぐ目に入る位置にも間接照明を置いておくと効果的です。
インテリア性の高い照明を各所に設置すれば、おしゃれな空間の演出にも役立ちます。
カーテンなどの色を暖色系にすることで、部屋全体を明るく見せることができます。
姿見などの鏡を設置して、採光を工夫する方法も有効です。
リフォームが可能なのであれば、暗い色合いのフローリングや壁紙を明るいものにすると大きな効果が見込めます。
日当たりの悪い家は「暗い」「湿気が多い」というイメージから、あまり清潔感がないという先入観を持たれる方もいます。
そのため、掃除がいき届いてない箇所がないかしっかりと確認しておきましょう。
とくに水回りの汚れはマイナスなイメージにつながりやすいため、においも含めて念入りなチェックが必要です。
日当たりが良い家にもメリットだけでなく「夏場は暑い」「家具や畳が傷みやすい」といったデメリットがあるように、日当たりの悪い家にもデメリットだけでなく多くのメリットがあることをしっかりアピールできるようにしておきましょう。
日中に睡眠をとる方や在宅勤務の方など、日差しが強すぎない方が落ち着けるという方をターゲットにする方法もあります。
日当たりの悪い家のメリットと買主の需要がぴったりと当てはまれば、価格交渉を有利に進めることができるでしょう。
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売却価格が安くなりやすいとされる「日当たりの悪い家」ですが、工夫次第で納得のいく売却を実現することは可能です。
なぜ需要が少ないのかを理解したうえで、しっかりとメリットについてアピールできるようにしておきましょう。
相模原市南区、中央区、緑区や町田市、八王子市、座間市で日当たりが悪い家の売却についてお悩みの方は、「不動産相談の専門家リビングホーム」までお気軽にお問い合わせください。